カールフィッシャー水分測定アプリケーション
カールフィッシャー水分測定(KF法)は、サンプル中の水分(湿気)を測定する分析法です。メトロームのアプリケーションエンジニアは、食品・飲料、製薬、ポリマー・プラスチックなど様々な業界における容量法および電量法のカールフィッシャー水分測定法に関する多数の資料をまとめました。
検索フィルターを利用して、サンプルのマトリックス、規格、業界ごとにカールフィッシャー水分測定のアプリケーションが検索できます。
- AN-K-074カールフィッシャー水分計による原油 の水分測定
ASTM D4928では原油中の水分を測定するために直接電量法カールフィッシャー水分測定法が記載されていましたが、この方法では測定セルがすぐに汚染され、定期的な洗浄や頻繁な試薬交換が必要でした。そのため、ASTM D4928は改訂され、水分気化装置と組み合わせた電量法カールフィッシャー測定法が含まれるようになりました。
- WP-089Water content determination in ketones using Hydranal™ NEXTGEN FA reagents
With Hydranal™ NEXTGEN FA reagents, the water content in ketones can be determined quickly and reliably. Compared to other existing KF reagents for ketones on the market, the side reactions are measurably better suppressed.
- AN-K-073Scharlau社製 Aquagent®試薬を用いた容量法カールフィッシャー水分測定
この技術資料は、OMNIS カールフィッシャー水分計とScharlau社製のカールフィッシャー試薬 Aquagent® Complet 5およびMethanol Fastを用いた一連のテスト測定を解説します。 さまざまな水標準を使用して 3 つの一連の力価測定を実行しました。 異なる水標準を使用して得られた結果は、同様の範囲内にあることがわかりました。 また結果の再現性についても非常に良好であることが確認されました。 メトロームの OMNISカールフィッシャー水分計システムと Scharlau社製 カールフィッシャー試薬を使用すると、結果の再現性を損なうことなく力価測定を迅速に行うことができます。
- WP-084電池製造工程の品質管理分析
リチウムイオン電池 (LIB) は、世界中で普及している充電式の電池です。この技術資料では、自動滴定装置、イオンクロマトグラフ、カールフィッシャー水分計を使用したリチウムイオン電池製造工程における品質管理分析例を紹介しています。
- AB-418Utilization of the Polytron PT 1300 D (Metrohm version)
This Application Bulletin serves as the manual for the "Polytron PT 1300 D" (Polytron) homogenizer.
- AB-280874 Oven Sample Processor による自動カールフィッシャー水分測定
ガス採取や気化法は原則として、加熱によってその水分を放出するあらゆるサンプルにおいて使用することができます。サンプルに測定の妨げとなる成分が含まれていることにより、またはサンプルの密度の濃さが原因で滴定容器に流入させにくいか、まったく流入させられないことによって、直接的な容量または電量によるカールフィッシャー滴定が不可能な場合には、気化法は不可欠です。既存のApplication Bulletinでは、食品工業やプラスチック工業、ならびに薬品、石油化学のサンプルを例に、気化技術とカールフィッシャー電量滴定による水分の自動測定について説明しています。
- 8.000.6079Automated Karl Fischer titration for liquid samples using edible oils as an example
The poster describes the development of an automated Karl Fischer method for determining the water content in different edible oils.
- WP-061ASTM D6304に準拠した石油製品中の水分
潤滑油、添加剤、ならびに同様の製品に含まれる水分を知ることは、その品質と性能特性を見積もる手助けとするために、石油製品の製造、購入、販売、または運搬において重要です。このような製品の水分をモニタリングすると、腐食プロセス、およびその結果起こるエンジンの摩耗を回避することでインフラへの損害を防ぎ、安全な操作を保証することができるようになります。このホワイトペーパーでは、ASTM Method D6304に概説されている3つの手順に準拠したカールフィッシャー電量滴定による、石油サンプル中の水分の簡単な測定について説明されています。様々なタイプのサンプルを測定するのにどの手順が最も適しているか、比較が挙げられています。
- AN-K-004凍結乾燥物に含まれる水分(バイアルビン中のワクチンなど)の測定
バイアル内の凍結乾燥物の水分含有量は、カールフィッシャー水分計によって測定できます。専用溶媒 (無水メタノール) をバイアルに注入して、サンプルを溶解し、水を抽出します (超音波浴)。その後、バイアルビンの内容物を測定容器に移して測定を行います。
- AN-K-020小麦粉の水分測定
小麦粉の水分含有量は、カールフィッシャー水分計によって測定されます。分析時間を短縮し、より正確な結果を得るために、測定は50℃で行われます。