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滴定における終点 (エンドポイント:EP) の検出

2021/04/12

記事

皆さんの多くがそうであるように、私も学生時代に化学を専攻していた時に初めて滴定の実習を経験しました。この時、私は手動の視覚的終点滴定の方法を学びました-その時の気持ちを今でもはっきりと覚えています。

滴定溶液を入れた手分析用ビュレットを用いて、サンプル溶液と指示薬が入った三角フラスコに、滴定溶液を 1 滴ずつ滴下しました。終点付近で滴下液 1 滴ごとに、サンプル溶液の色がわずかに変化していきましたが、私は自問自答しました。「すでに真の終点に到達したのだろうか? もう 1 滴追加する必要があるのかだろうか? それとも入れすぎたのだろうか?」。おそらく、あなたも同じ状況に陥ったことがあるでしょう!

心当たりがありますか?  関連するコラムもぜひご覧ください:

【コラム】どうやって滴定誤差を取り除くか?

あれから数年が経ちましたが、今ではメトロームが自動滴定の可能を提供してくれているおかげで、手動での滴定の難しさや課題に直面することがなくなったことを嬉しく思っています。

自動滴定で終点を決定する方法をお知りになりたい場合、必要なすべての答えをお教えいたします。以下の記事で、これらのトピックを取り上げます(クリックするとそれぞれのトピックにジャンプします):

さまざまな検出原理 – 概要

目視でなければ、自動滴定で終点(EP)をどのように検出できるのだろうか?視覚的な終点の認識(色の変化、濁りの出現、沈殿物の出現など)とは別に、滴定の 終点(EP) は、反応が完了したときに起こる化学的または物理的特性の変化の自動的にモニタリングすることによっても検出できます。

下の表に示すように、検出原理にはさまざまなものがあります: