この技術資料では、バイオガス発酵槽の分析モニタリングを行う重要性と、実際の分析工程を紹介しています。
全無機炭酸塩(TAC)と遊離有機酸(FOS)の比率をモニタリングすることは、バイオリアクター(バイオガス発酵槽)内の発酵プロセスを最適化するためにとても大切です。バイオリアクター内を最適なTAC/FOC比率で安定に保つことは、メタン生成を最大化するため、バイオガスプラントの収益性を最大化することになります。このホワイトペーパー (WP) では、バイオガス製造工程に関わる化学物質と、滴定装置によるFOS/TAC比率の測定方法について、詳しく解説します。
メトロームのOMNIS(オムニス)自動滴定装置は、異なる滴定を1台で4種類同時に完全自動分析できるほか、分解能が最大10万分の1の電動ビュレットを装備、175検体連続測定可能など、今までにない新次元の自動滴定装置です。
メトロームのEcoタイトレーターは、ルーチン分析向けのお手頃価格な自動滴定装置です。酸濃度、ビタミンCの定量、塩分濃度、油脂中のヨウ素価、過酸化物価、硫酸塩指数、過マンガン酸塩指数、酸価/アルカリ価、バイオリアクターガス(FOS/TAC 値)などさまざまな滴定アプリケーションに最適です。
916Ti-タッチはタッチスクリーン画面、測定容器、電動ビュレット、スターラー、試薬ビンが一体となったA4サイズの自動滴定装置です。FDA 21 CFR Part 11に対応で、データインテグリティ対策も安心。
メトロームの自動滴定装置は、アニオン、カチオン、ノニオンの各種界面活性剤を専用電極を使用して直接測定(滴定)が行えますので、特別な前処理を必要とせずに界面活性剤の分析が簡単に行えます。メトロームだけのアプリケーションです。
日本酒が世界的なブームとなっていますが、その火付け役となったのが、旭酒造株式会社さんの「獺祭(だっさい)」です。 旭酒造さんでは、お酒を製造する際に重要な指標となる、「酸度」と「アミノ酸度」をメトロームの電位差自動滴定装置「タイトランド」と、オートサンプラ「814USBサンプルプロセッサ」を使用して測定されています。