AN-CIC-024
ASTM D8150 に則した原油蒸留のナフサフラクションにおける有機塩化物量の測定
概要
原油に含まれる有機塩化物の含有量は、蒸留後のナフサフラクションにおいてASTM D8150に則して、燃焼法イオンクロマトグラフィシステムを使用して測定します。ナフサフラクションは、硫化水素および無機ハロゲン化物を取り除くため、腐食剤および水で洗浄されます。ここで、インライン燃焼後に有機塩化物の測定が行われます。硫黄含有量はこのアプリケーションでは関係がありませんが、同様のセットアップで硫黄の定量化が可能です。