AN-T-189
自動滴定装置による環式および非環式溶媒中の水溶性カルボニル化合物の測定
概要
カルボニル基を伴う化合物は、酸化しやすい傾向を持つことがあり、そのため保管中やプロセスの過程で安定性がしばしば低下します。ここで紹介する方法は、水にやや溶けにくいアルデヒドおよびケトンの測定に適しています。
サンプルは、脱イオン水に溶解されています。50°Cでのヒドロキシルアミン塩酸塩との反応後、カルボニル基は、dUnitrode電極、滴定試薬として水酸化ナトリウムを用いた自動滴定装置により、迅速かつ正確に測定されます。