完全データコンロールとデータ管理
タイトロサームは、滴定全部を制御できる柔軟で使いやすい滴定ソフトウェアであるティアモを介して操作されます。 必要に応じて、個々のPCまたはクライアント/サーバーネットワーク内でデータを保存、管理、再処理、交換できます。
温度滴定は電位差滴定が利用できない場合に、測定溶液の温度変化を検出して滴定をおこなえます。特に、食品に含まれるナトリウム、食用油脂中の遊離脂肪酸(FFA)、鉱物油製品中の全酸価(TAN)、全塩基価(TBN)、電気めっき浴中の酸混合物の分析に有効です。
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タイトロサーモは温度センサーを使用するため、1つのセンサーですべての温度測定アプリケーションに対応します。つまり、時間のかかる面倒な作業を行いません:
サンプルプロセッサーを組み合わせて、温度滴定システムを自動化すれば、多検体自動化を実現しつつ、測定結果の再現性、精度、確度も高められます。
必要に応じて、ニーズにぴったりマッチするサンプルプロセッサーをご利用いただけます。1台または2台のサンプルチェンジャーでの同時測定や、吸引・洗浄用ポンプを内蔵または外付け接続することも可能です。
タイトロサーモはティアモソフトウェアで操作します。したがって、独自のメソッドを開発し、最適化することが可能です。このソフトウェアは、機器がコンピュータに接続されると、自動で機器を認識してくれます。
自動滴定装置に関するお問い合わせは、メトロームジャパンまでご連絡ください。 e-mail : metrohm.jp@metrohm.jp
利用した自動サンプル交換のオプションがあります。これを利用すれば、サンプルをサンプルラックにセットして、分析を開始する、操作はそれで終わりです。
メトロームは2つのオプションをご用意:
タイトロサームは、815ロボテック USB サンプルプロセッサと接続して、ピペッティングなどのサンプル前処理を自動化できます。
タイトロサームは、滴定全部を制御できる柔軟で使いやすい滴定ソフトウェアであるティアモを介して操作されます。 必要に応じて、個々のPCまたはクライアント/サーバーネットワーク内でデータを保存、管理、再処理、交換できます。
電位差滴定が電位変化を測定するのに対して、温度滴定は反応エンタルピーによって生じる滴定溶液の温度変化を測定します。
化学反応が起こると必ずエンタルピーが変化します。ということは、反応が起こっているかぎり、滴定溶液の温度が上がる(発熱反応)、または下がる(吸熱反応)ことになります。したがって、この測定方法は、ナトリウムや酸価、塩基価の測定など、電位差滴定の利用が困難、あるいは不可能なサンプルやマトリックスに利用することができます。
さらに温度滴定について詳しく知りたいですか?
温度滴定ブログはこちら(英語) “Thermometric titration – the missing piece of the puzzle”