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【ボルタンメトリー】稼働中でも工業用潤滑油の抗酸化をモニタリングして改善
概要
稼働中の潤滑油中に残っている酸化防止剤の含有量を分析することは、生産設備の稼働時間を延ばし、ランニングコストと修理費用を削減するために重要です。しかし、分析には時間と費用が多くかかるため、監視プログラムに入っていないことがあります。
電気化学分析の手法であるボルタンメトリー(VA)は、工業用潤滑剤に含まれる酸化防止剤の残存量を迅速に分析できます。最新のボルタンメトリー(VA)の分析技術と高度な評価アルゴリズムを使用することで、手動での曲線評価が不要になり、時間節約にもなり再現性が向上します。