AN-CIC-017
燃焼法イオンクロマトグラフィシステムによる銅精鉱中のフッ素測定
概要
銅精鉱は銅精錬所の重要な原料です。銅精鉱はしばしば腐食性のフッ素によって汚染されるので、フッ素濃度を定期的に検査する必要があります。便利で正確な測定方法はサクリファイシングバイアル技術と組み合わせた 燃焼法イオンクロマトグラフィシステムです。石英燃焼管内部に水平に設置された石英バイアルの中にサンプルがあり、両端はグラスウールで密閉されています。燃焼中に放出された、石英を破壊する石英バイアルおよび石英ウールの成分(フッ化物、アルカリ金属、アルカリ土類金属等)は捕集されるので、石英燃焼管に到達しません。