滴定/水分/イオンクロマトグラフィー/近赤外分析計/ラマン分光計/ポテンショスタット/ガルバノスタット/プロセス分析計
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- AB-141食用油脂の分析 - 品質管理に最も重要な7つのパラメータ
油脂に含まれる個々のグリセリドの正確な含有量の測定は困難かつ時間を要するものであるため、いくつかの油脂総パラメータまたは油脂指数は、油脂の特性評価と品質管理に用いられます。油脂は料理において重要なだけでなく、軟膏やクリームなどといった医薬品およびパーソナルケア製品のための重要な成分でもあります。したがって、いくつかの規格や基準では、最も重要な品質管理パラメータの測定について説明されています。このApplication Bulletinでは、以下の食用油脂における油脂パラメータのための8つの重要な分析メソッドについて説明されています:カールフィッシャーメソッドに準じた水分の測定; ランシマット法に準じた酸化安定性の測定; ヨウ素価; 過酸化物価; 鹸化価; 酸価、遊離脂肪酸 (FFA); 水酸基価; ポーラログラフィーを用いたニッケルの微量測定; これらのメソッドでは、塩素系溶剤を避けるために特別な措置が取られます。また、述べられたメソッドのうち出来る限り多くのものが自動化されます。
- AN-T-109自動滴定装置によるキャノーラ油とオリーブ油のヨウ素価
ヨウ素価は、食用油脂の品質を評価するための重要な指標です。ヨウ素価から不飽和脂肪・油の存在に関する定量的な情報を得ることができます。ひまわり油またはオリーブ油などのバージンオイルでは、ヨウ素価はよく知られています。したがって、食品偽装における偽造品検出の指標としても利用できます。古典的な従来の滴定手法では、サンプルを反応溶液の添加後、最大 2 時間暗所に置く(Wijs)必要がありますが、ここで紹介されている滴定アプリケーションでは、EN ISO 3961、ASTM D5554、AOAC 920.159、AOAC 993.20、AOCS Cd 1d-92、USP<401> Method II、Ph.Eur. 2.5.4 Method B に基づく修正済みの分析手法について紹介しています。